こんにちは!ユウナです。
先日7月に、Wordpressが5.8にバージョンアップされました。
その影響で、「外観」>「ウィジェット」では、ブロックエディターと呼ばれる形式になってしまいました。
そのため、いままで使い慣れた旧式の方法(マウスで移動させながら配置する方法)に慣れていた私としてはとても使いづらいモノでした。
※旧式のウィジェットは、クラシックウィジェット(Classic Widgets)と呼ぶようです。
今回は、最新のWordpress5.8でブロックエディター内にクラシックウィジェットのソースコードを埋め込む方法を紹介していきます。
本稿では、Classic Widgetsプラグインを導入して、ウィジェット画面をそのものを旧式に変える手法、ではなく、ウィジェット画面は最新のブロックエディターのままにしておきながら、一部分だけを旧式のClassic Widgets形式で使う手法の紹介です。
本来は、ワードプレスのプラグインを使うのが妥当
本来であれば、Classic WidgetsというWordpress公式のプラグインを導入して、ウィジェット画面そのものを変えるのが一般的だと思います。
しかしは私は画面構成としては最新のブロックエディターのままでもいいんです。
ですが、操作、というか反映される内容が旧式のClassic Widgetsのフォーマットを好んでいます。
なので、今回は私の好みを実現するべく、「ウィジェット画面は最新のブロックエディターにしておきながら、ブロックエディターに【従来のウィジェット】で記述する方法」を紹介していきます。
どういうことか?
まず、この図を見てください。最新のブロックエディターでのアーカイブを追加したときの画面です。
するとこのようなブロックが生成されます。
従来のアーカイブウィジェットとブロックエディターでのアーカイブウィジェットとの比較です。
この差を、実際にどんな風になっているかを見てみます。するとこんな感じの表示になります。
とっても気に入りません。。
このように、従来のフォーマットが気に入っていた私としては最新のアーカイブ形式は淡白だし見出しもないし、全然気に入りませんでした。
どうにかして、最新版のウィジェット画面でも従来のウィジェットを配置できないものかと試行錯誤をしました。
改善策ー従来のウィジェットをコピーして貼り付けるだけ!
至って簡単な結論でした。
従来のウィジェットをコピーすることができ、さらに貼り付けることもできるじゃないですか。
これで、最新のブロックエディター画面は維持しておきながら、従来のウィジェットで表現することができました。
次項ではその手順を紹介していきます。
従来のウィジェットをコピーして貼り付ける手順
1.従来のウィジェットを右クリックし、コピーを選択する
コピーした従来のウィジェット。その中身を見るためメモ帳などテキストエディタに張り付けてみると、このようなソースコードがコピーされていました。
< !– wp:legacy-widget {“idBase”:”archives”,”instance”:{“encoded”:”YTozOntzOjU6InRpdGxlIjtzOjE1OiLpgY7ljrvjga7mipXnqL8iO3M6NToiY291bnQiO2k6MTtzOjg6ImRyb3Bkb3duIjtpOjA7fQ==”,”hash”:”d82e4b975c0000401ff88e52137a37c2″,”raw”:{“title”:”過去の投稿”,”count”:1,”dropdown”:0}}} /– >
2.ブロックエディターに貼り付ける
ソースコードを貼り付けるために、まず「段落」を作ります。
次に、「ブロックを選択するには…..」にカーソルを合わせたまま、右クリックして「貼り付け」をします。
するとこのような形になります。
これで、クラシックウィジェット版で、アーカイブを載せることができました。
3.動作確認
「更新」ボタンをおして、確認してみます。
無事にできてますね!よかったです。
結び
いかがだったでしょうか。
WordPressは常に更新され続けているので、すぐ新しい形式に変わってしまうのがちょっと残念なところですが、最新のWordpressでも旧式の方法を使えることが分かり、一安心でした。
あまり私のようなことをしたい人は少ないかもしれませんが、もしウィジェットブロックエディター内で、クラシックウィジェットを使いたい場合は、この記事を参考にしてみてください。
WordPressのプラグイン「Classic Widgets」は2022年まで(もしくは必要な期間まで)有効のようです。いずれブロックエディターに置き換わられてしまうようですね。
公式サイト↓